2010年01月21日

寒中見舞いとネパールの鈴

寒中見舞いとネパールの鈴

訃報知る 寒中見舞いの 白と黒

二十日正月までは、まだまだ遅い賀状でもお年玉付き葉書で 賀状がちらほら届きます

賀状のなかに、白地に黒の印刷の 喪中葉書らしきものが入っていました
本当なら 12月中に届く 喪中葉書なのですが

不運にも 年の暮れに病気が悪化して 年初めに亡くなったことを知らせる 寒中見舞いの手紙でした

主人の友人でしたが、いつものように賀状の宛名を書いて出していました
私も、その方から 今年は賀状が届かないことを、ちょと気になりました。

 その文面は ありきたりの「賀状を失礼しました」という 固苦しい文面でなく
「どうぞ、一年ほど過ぎて あんな奴が居たなと、ちょとでも思い出していただければ幸いです」
という 奥様のあいさつでした。
それは 寒中お見舞いをかねての文だったので そのような柔らかい その人らしさがにじみ出るような
あいさつが出来たのか

ブログの最初の写真に写っているのは ネパールで買った 鈴ですが
本当は お参りのための鈴のようですが とても よい音がします
そして この鈴の音を聞くと ネパールの朝の風景を思い出します。

まだあたりが暗い夜明けと共に 鈴がなり 小さな祠に人々はお参りします

寒中見舞いとネパールの鈴

写真の右が 小さなおまいりの祠で、沢山の鈴が付いていて
人々は この鈴を鳴らして 赤い粉を額に付けます
若いひとも 子どもも 年寄りも 自然にこの祠に立ち寄り 知人と挨拶をするような
感覚で お参りをするのです
そんな光景が 日常に満ち溢れているのも
私がネパールを好きな理由かもしれません

喪中葉書で知った訃報の主は、写真家として活躍し いつも素敵な写真の賀状が届いていました
過去の 賀状を取りだして 再び眺めてみようと思います


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Posted by himagure  at 10:14 │Comments(0)ネパールの旅

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