2009年02月12日
氷点下のテント泊

氷点下のテント泊 IN 上高地
真夜中、寒さで目をさます。ごそごそと寝返りをうつ夫に時間をたずねる。
「今、何時」
「12時」
まだ、12時、目が覚めて 寒くて寒くて 眠れなくなってしまった。
いつの間にか寝ていたらしい。また目をさまして 夫に時間を尋ねると「2時」
5時ぐらいまでは、あと3時間あまり。
3時間も 眠れないままだったら・・・ 明日歩けるだろうか
息子は、シュラフを二重にしてるので ぐっすり眠っている。
もし、息子が寒さで寝不足にでもなったら、帰りの道を おんぶ ・・なんてことに。
息子が どうやら 熟睡していることに安心する。
うとうとと、少しは眠れたらしい。時間を 聞くと 「6時」
どうにか、眠れない夜は過ぎ、ほっとして シュラフのなかにくるまり
夫が火をつけた ガスコンロで 畳2畳ほどのテントは 少しずつ温まってくる
そろそろ 朝食の準備でも・・とコンタクトケースを手に取ると
「あっ、どうしよう 凍っている。割れなくちゃいいけど、と どきどきしながら お湯にケースを浸す。
テントを張った林の向こうには、青空の下に 白い雪をかぶった 明神岳が見える

テント場から、再び帰路の河童橋、大正池、釜トンネルへと
歩き続けること5時間。
昨日には凍っていなかった 大正池も氷が張っている。
昨晩は マイナス15度程度に冷え込んだらしい
冬の上高地の景色は 梓川に自然の景色を映し出し。
氷点下のテント泊の 眠らない夜の疲れも忘れるほど 足取りも軽い。
昨年の日帰り上高地に続き、今年の一泊の上高地
バスが通る夏とは違い、歩いてしか来ることのでない、冬の上高地しか知らない息子。
こんどは 新緑の季節にテント泊をしたいなと、畳2畳分空間で過ごした
テント生活が 「同じ釜の飯をくった仲間」のように 家族の絆が深まったような冬の旅でした

スポンサーリンク
すばらしい景色ですものね~~~うらやましいです♪
でも氷点下での睡眠は私には無理そうです・・・
同じ頃私はhimagureさんが去年6月中旬にした京都ゲストハウス紀行の追体験をして参りました。
8人部屋の2段ベット、外人さんのいびきで眠れない位、何てことないです。
氷点下のテント泊には、かなりの装備も必要です。
ゲストハウスでも純和風のとこもあるようです。そういうところは 、いつも満室かも。