2007年11月26日
バレンと「おにぎり」の関係

バレンと「おにぎり」の関係は・・・
版画って、一般の方からみれば
「なつかしい、小学校の時、やったよね」 という思い出が多いようですね
日々、版画と向き合っている私は
なつかしい仕事をしている のかな・・・と 嬉しいような気持ちです
ある20代ぐらいの若い男性が
「版画って あの・・・・おにぎりのあれを 使うの・・・」と問いかけられ
「えっ、おにぎり って・・・・おにぎり」
「おにぎりを包む」
そうか、彼にとって バレンの茶色い皮は おにぎりを包んであった
竹の皮と 同じ記憶があるようなのです
彼もまだ20代ぐらいで、お母さんも まだ若そうな雰囲気です
そんな若いお母さんが おにぎりを竹の皮で包んで持たせてくれる
彼の家庭が、とてもうらやましくなったのです
ある本のよると、昔は「竹の皮屋」があったとか
そこで、真竹で 、強くて黒い斑点の小さく、幅の広い、バレン用の竹の皮を
手に入れることができたそうです。
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Posted by himagure
at 08:27
│Comments(2)
多分品の良い優しいおかさまだったのでしょうね。
ともかく、子どもが それを記憶しているということは、すごいですね。
なにげなく親がやっていること、自然と子どもは記憶して
それが 品の良さとか になっていくのかな
ともかく このお話を 素敵な話と メールくださった かわずっう様も
きっと 素敵な方と想像いたします