2007年08月22日

鳩の死

鳩の死
 
 7月も終わりやっと梅雨あけした、太陽の日差しがまぶしい日の出来事でした。

歩いて高山の城山に向かう途中の細い坂道に、何か動物が横たわっていました。

近づくと鳩が車にでもひかれたのか死んでいるのでした。

その日、たまたま、いいことがあった私は、平和の象徴でもある鳩が、こんな道真ん中で死んだまま放置されたままなのがとても気になりました。

しばらくして車で、もう一度その場に戻ると、なんとかして鳩を、この道路からよけてあげたくなったのです。でも近づいてみると、やっぱり内臓が出ている動物を処分するのは、とっても怖くてできませんでした。

たまたま、その場に男性の友人が通りかかり、助けを求めたものの、友人も怖いらしくて手が出せない状態。
 
 そこに、たまたま外人の観光客が通り自転車を止め、道を尋ねたので、ついでに、鳩の死体をどうにかこの袋に入れて、処分してくれないかと頼むと、
その外国人は、ちゅうちょすることもなく、さっとビニール袋に鳩の死体を入れてくれたのでした。

 どうにか道路の真ん中に、そのまま放置することだけは避けることができ、私は鳩を入れた袋をまで持っていき捨てました。

 後でこの話を夫にすると、そのまま放置しとけばカラスの餌にでもなって、跡形なくなるだろう、という話。そうか、道の端っこによけておくだけでもよかったんだ、とちょっと後悔。

 この夏の暑さの中でも、命あるものが死んだり食べられたり、命は巡り巡っています。

最近、せみの死骸をあちこちで見かけます。

猛暑といえども、確実に秋はそこまで近づいているこのごろです。

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Posted by himagure  at 15:56 │Comments(4)

この記事へのコメント
ひまぐれさんの気持ち、よくわかります。
でも、私だったらそこまで出来なかったと思います。
ひまぐれさん、優しいですね・・・
そして、ハラハラ、ドキドキの出来事、お疲れ様でした!
Posted by コバ at 2007年08月22日 19:27
メールありがとう。たまたま、いいことがあったので
放っておけなかっただけの話です。
私の家から、高山中心地に車での道には
よく 小さな動物の死骸が道にあることあるのです。

いったい誰が処分するのか 不思議です。
いつもお返事くださりありがとう。
私のコバ様のブログは拝見しております。
やはり、一度お会いしたというのは、より親しみを持つもの
があります。これからも 私のブログに、ぼちぼち
お付き合いくださると嬉しいです。
Posted by himagure at 2007年08月24日 00:24
何とかしてあげたいのに出来ない。
気持ちはよく分かります。
行動できる人ってすごいですよね。

ところでギャラリーは土日も営業していますか?
この鳩の絵も素敵ですが、絵も展示してあるのでしょうか?
Posted by m-m at 2007年08月24日 16:16
m-m様メールありがとうございました。
ギャラリーのほうは、今のところ土曜、日曜はお休みです。
私の版画、などを置いてある板倉は。

3つ板倉が並んでいて、私のコーナーは、一番端のホテルアソシアよりなのです。もう2つの方は、主に骨董な、古い着物を生かした小物など
が置いてあります。そちらのほうは、日曜でも開いていることもあります。
そこの人に、版画コーナーみたいと頼めば、戸を開けてもらえます。

主に版画などが飾ってあります。この鳩の絵は絵日記で、
気楽にノートに書いたものなのですが
気に入っていただきうれしいです。

また私も土、日にお店にいるようなことがあれば
ブログの方でお知らせしたいと思います。
どうも メールありがとう。また見てくださいね。
Posted by himagure at 2007年08月24日 23:34
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