2009年11月10日
山中和紙で体験

和紙職人さんの人生を聞き、和紙の強さと重なるとき
版画に使う和紙選びは 絵の具のつきがよい紙を選ぶこと
そのため 何種類もの紙を買っては 満足できず 和紙の見本が増えるばかり
そんななかで 最近 飛騨河合村の和紙を使うことが多くなりました
和紙を漉いている職人の方に 直接会い、その肯定をみたいと前々から思っていました
今は 和紙の原料となる こうぞを蒸す作業が最盛期というテレビでの紹介で
今がチャンスとばかりに 飛騨河合村 山中和紙を訪問

写真のように蒸した 「こうぞ」から 皮をはぎ、その皮を干すという作業です
皮は、こんぶのように 乾燥して保存しておくそうです
まるで お米の収穫時に、稲刈りのあとに 稲の束を 「はさ」という木に掛けて乾燥させる作業のようです
私も、夕方 干してある こうぞの皮の束を 片付けるお手伝いを多少しました
この作業を一人でしていた女性
その方の 苦労話や いままでの人生のことなどを伺い
もっと もっと その方の漉いた山中和紙が好きになりました
物を作ること、その方の人生のありよう、できた完成品
うまく表現できないけれど、私も 自分の生きる姿勢を感じられるような
作品が出来たら・・・と 、とても素敵な一日でした
この記事へのコメント
研究熱心流石です。2011年のカレンダーが楽しみ♪
Posted by コロリン at 2009年11月11日 01:55