2008年05月23日
「こんにちは」から始まる会話
「こんにちは」から始まる会話
私が、高山市から車で30分ほど離れた朝日町(旧 朝日村)に 引っ越してきたとき
自転車に乗った中学生が「こんにちは」と声をかけてきたことに、びっくりしました。
小さな村では、、であったら「こんにちは」というのが 当たり前のような 人通りのない村です。
知らない人にあいさつ するのが 苦手な私ですが
最近、自分の版画をみてくれるお客さまに「こんにちは」と声をかけることが多くなりました
「こんにちは」が きっかけで 親しくなることも
当たり前のような 言葉だけど 友達作り、出会いには とっても大切な言葉だと 感じるこのごろです
牛さんにも 「こんにちは」 さて 牛さんは どう答えてくれるかな
版画らしい版画ですね。
最近、わたしは、ある先生に、
「あなたの版画は、綺麗過ぎる。絵を描けるのなら、絵を書いて居ればいい。
なにも版画にしなくてもいいのだ。版画は版画らしい版画でなければならない」と言われました。
版画らしい版画とはどのような版画なのだろうと・・・・・随分、悩みました。
ある、版画同好会の方に悩みを打ち明けると、
「大塚さんの作品は、力強さがあって、モチーフもしっかりしてて 人を引きつける作品と 以前から敬服していました。今までどおりでいいと思います。
あなたの版画を続ければ良いのです。」と・・・・・・
嬉しくて涙が出ました。
版画仲間は沢山居ます。
でも、みんな、友人ではあるが、適切な助言は言うってくださらない。
みんな”ライバル”なのです。
版画の先生方も、彫りや摺りの詳しいことは「企業秘密」とかいうって、教えては下さらない。
作品から盗み出す・・・・しかないのです。
そんな世界が嫌いで、わたしは生徒には私の知ってる技能をすべて隠すことなく教えています。
同じ事を教えてもそれを力にする人とそうでない人がいます。
わたしは、一人でも多くの版画人口を増やしたいと考えるのです。
そして、最近、やっと、解るようになりました。
版画とは、刀の切れ味の出ている作品だと・・・・・・・ひまぐれさんの作るような版画だと・・・・・言うことを・・・・・・・
あすなろ先生のいわれるとおり、版画でなくともよいのなら、わざざわ 版画にしなくとも。本当に言われるとおり。特に 沢山の色数を使って 摺るということは とても大変で時間もかかることなのです。
同好会で交換した すばらしい版画ですが、それでも 私はここまで出来ないな というか やるつもりは ないな。それでも 版画を仕事とするのであれば、皆さんのような 作品を作るよう努力しなければならないのか・・・と私も多少考えましたが、、やはり 答えは 自分の好きな作風を続けることしかないと、またそれしか 出来ないと考えました。
あすなろ先生は もしかしたら 富山の方・・。ある五箇山 の和紙の里に行ったときに、版画同好会でもらった作品と同じものが飾ってあったのですが・・・。もし よろしかったら オーナーにメールのほうで お名前 住所を教えていただけると 嬉しいです。
来年の 版画同好会でお会いするの楽しみです。また、あすなろ先生のブログも拝見いたします。
「あした晴れたら」ですね。ピンクの光のところの彫りは、版画でしかできない表現と感じました。
花も すばらしい 色の構成と感じました。住所をみたら 富山の方だったのですね。すぐ近くですね。私もあすなろ先生の版画教室、参加したいです。
でも あすなろ先生のような方でも 悩みが・・・。うまくなれば なるように 悩みがあるものなのですね。ほっとしました。
これからも お付き合いくださいね。またいつか あすなろ先生のアトリエなどあれば行ってみたいです。または すなろ先生の 版画教室のあるときに
私の作品もって 行ってみる・・とかも いい考えか 今 思いつきました。