2007年11月15日

柿渋を塗ってみました

柿渋を塗ってみました

柿渋を塗ってみました

 柿紅葉(かきもみじ)という言葉が、歳時記にあるほど、柿の葉っぱはとっても綺麗なのですね

その柿の木の下の、落ち葉の上に 柿渋を塗ったお皿を置いてみました

かご類に和紙を張り重ねて補強して、

最後に柿渋を塗って、防水や防腐効果ができます。

釣り道具屋で手に入れた、柿渋ですが

とっても 臭いのです。塗ったあとも なかなか臭いがとれないのです

柿渋を塗ってみました

「柿紅葉 山ふところを 染めなせり 」高浜虚子

 その句のように 柿の木のある風景って 日本の原風景という感じです

ところで 柿は昔、女性の象徴であり、嫁ぐにあたって実家から柿の枝と持参して接ぐ風習が

あったそうです。そしてやがて、その嫁が生涯を終えると大きくなっている

柿の木の枝が火葬の薪や、お骨を拾う箸にされた。


 ある歳時記に載っておりました。

そんなことを知ると、ますます柿にはせる思いが強くなるものですね

今日も、干し柿日和です。

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Posted by himagure  at 08:18 │Comments(2)

この記事へのコメント
桐でタンスっていうのは聞いたことがありますが、柿がそんな風に使われていたとは、はじめて知りました。
火葬は、地元は藁で焼いてました。
Posted by かぜやかぜや at 2007年11月15日 11:11
風屋さまメールありがとう。私も歳時記を開いていて、始めて知りました。

「さるかに合戦」にも出てくる 柿。そういえば、私のすんでいる地域でも

柿の木がある家、けっこうあります。
Posted by himagure at 2007年11月15日 15:15
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